【MIA 2012/1/23 No.33】「収縮能の評価はEF(駆出率)だけで良いのでしょうか?」
■目次■
◆けんちゃんの心エコー四方山話
第33話:「収縮能の評価はEF(駆出率)だけで良いのでしょうか?」
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◆編集後記
■けんちゃんの心エコー四方山話■
□◆ 第33話:「収縮能の評価はEF(駆出率)だけで良いのでしょうか?」□◆
心機能の話しになると、「収縮能」と「拡張能」の話しが出てきます。
「収縮能」というと「Ejection Fraction(駆出率)」が出てきますが。また、
術前の評価をするときの要求にも「駆出率」が要求されます。本当にこれだけ
で良いのでしょうか?
本来、左室収縮指標(LV Contractivity Index)が収縮性を表わす指標とされて
いますが、この計算式(式1)には左室圧の要素が含まれているために心エコー
検査では算出できません。
(LV Contractivity Index) = (LV Stroke Work) / (LV End-diastolic Volume)
LV Contractivity Index :左室収縮指標
LV Stroke Work :一回仕事量
LV End-diastolic Volume:左室拡張末期容積
LV Stroke Work の代替指標用いられたのが、LV Stroke Volume(一回拍出量)
です。
僧帽弁逆流(MR)のあるような症例では、EFは高い値をだしますが、
Contractilityは低くなります。また、左室流出路狭窄や大動脈弁狭窄(AS)の
例ではEFが低値であるのに、Contractilityは高く算出されます。つまり、
両方の計算値に各々問題があるのに気が付かれると思います。
心不全の評価指標として「Forrester分類」がありますが、縦軸はCI(心係数)
であって、EFではありません。
CIが大切な指標と分かっていても、多くの施設でルーチンでは測られていま
せん。EFのみならず、CIもルーチンで測ることが大切ではないでしょうか?
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下さい。
■編集後記■
こんにちは、編集人のタスキ ヨウコです。
先日、新しい年だし何か新しいことを始めようと通信教育の資料を取り寄せた
んですが、資料を見ているだけでお腹いっぱいになっちゃいました。
私はこんな感じですが、MIAは新しいことはきちんと最後までやり遂げます!!
皆様、2月の新コーナー期待していてくださいね。
それでは大寒に入って寒さも厳しくなっていますが頑張っていきましょう!





